東京事典 tokyo jiten

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プレゼンテーションをアップしました

小泉明郎(美術家)
キーワード:文化発信
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岸井大輔(劇作家)
キーワード:蟻塚
東京が美しい、蟻塚かネズミの巣のようだ。人工と自然を分離しなくても、人間はやっていけることを示す好例だ。いつか、もっと決定的に近代が成立しなくなる日まで、車社会としては使用し得ぬ都市と文化を維持できれば、何かの役に立つのではないかと思う。
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管啓次郎(詩人/比較文学者)
キーワード:Uncovering/Walking
人の居住がはじまる以前の東京(と後に呼ばれることになった一帯)の地形を想像してみる。多くの湿原があり、いくつかの丘があっただろう。川が流れていただろう。日本列島の海岸地帯の原風景のひとつである湿原は、都市化の進行とともに抹消される。都市の外皮をすべて剥がしたあと、裸の地形に湿原を取り戻すには? 想像を試みなくてはならない。
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高山明(演出家)
キーワード:東京の時間(の失調)
東日本大震災後、東北だけでなく東京の時間も失調してしまった。しかし日常生活において、また政治や経済のレベルでも、元あった時間の流れに無理にでも戻そうとする“復古的”な動きが勢いを増しているように思えてならない。今東京の時間はどうなっているのか?それを知覚することは可能なのか?「完全避難マニュアル 東京版」(2010)と「光のないⅡ—エピローグ?」(2012)という二つの演劇作品を例に東京の時間(の失調)をスケッチしてみたい。
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神里達博(科学史)
キーワード:文化的/自然的
18世紀初頭からすでに世界最大の人口を抱えていた江戸は、年間2兆ドルといわれる富を生み出す世界最大の都市圏”Tokyo Metropolitan Area”へと膨脹した。だがそれは、四枚のプレートがせめぎあう世界有数の地殻変動域に存在し、そのいわば特異点に富士山が屹立している。破壊と再生のフェイズを繰り返してきた東京は、それ自体が脈動する生き物のようである。そこでここでは、この都市圏を規定する文化的・自然的条件について若干見つめ直し、近未来を思い描いてみたい。
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