アメリカ、1974年生。サンフランシスコ在住。サンフランシスコのカリフォルニア カレッジ オブ アーツで修士号を取得。テレビやインターネット等のメディアからポップカルチャーのイメージを取り出し、さまざまな色のテープを細かく切り貼りする手法で緻密な平面作品を手掛けている。彼女は、東京滞在中(2007)、日本のカラオケと演歌の文化に関心を寄せた。例えば、日
本以外の国々のカラオケは、見知らぬ人々の前で歌を披露するのに対して、日本では小部屋で友人たちと歌を楽しむということ。そして、美空ひばりの歌やファッション、舞台で歌う独特の姿などにも興味を抱く。それらが東京での作品制作の出発点となり、日本のカラオケ文化を題材とした平面・立体作品が制作された。「ホームアゲイン ― Japanを体験した10人のアーティスト」展での新作、は平面作品の予定。