水の溜まりと水栽培
藤浩志(美術家)
風土について考えるときあまり語られてこなかったのが水の存在。ペットボトルの中の物質としての水についてではなく、地域社会における水、つまり人の感情の中に湧き出る興味・関心のありさまについてです。そもそも東京は低湿地帯。水辺に様々な興味と関心を抱いた水の人が集まり、多種多様な淀みや溜まりとなり匂いを醸し、そこから様々な活動が生成されてきました。花開いた種子は名前が残るものの、水の存在は無名で無責任そして変幻自在です。プレゼンテーションでは、水という視点から東京を語ります。
言語:日本語
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