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イマジナリーライン

兼松芽永(芸術の人類学/一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍)

イマジナリーラインとは、映画やドラマ等を撮影する際、2人の対話者の位置関係を鑑賞者が混乱なく捉えるために想定される仮想線を指す。明治の廃藩置県による中央集権体制の強化から、地方分権/地方主権への転換が叫ばれて久しい昨今、東日本大震災とそれに伴う福島原発事故を経て、改めて中央と地方の関係性が問い直されている。様々な場所との仮想線と、関係性を捉える視点の推移から、「東京」を捉え直してみたい。

言語:日本語
録画日:2012年11月15日(木)

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