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スクリーン、都市空間、視覚文化

光岡寿郎(メディア研究)

近年、私たちを取り巻く環境のいたるところに「スクリーン」が遍在していることに気付いているだろうか?1999年に渋谷にQFRONTの壁面広告が出現し、2002年には山手線にトレインチャンネルが導入されるなど、2000年代に入ると急速に都市の表面はスクリーンに覆われていく。一方で私たちもまた、常に小型のスクリーン(スマートフォン、タブレットPC)を携帯しながら都市を経験している。この現在の東京で生じている「スクリーンの遍在」について考えてみたい。

言語:日本語

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