東京事典 tokyo jiten

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10月25日 公開録画:ゲストプレゼンターのキーワードとサマリー

田中功起(美術家) / キーワード:遅さについて
AITの小澤慶介さんから、「東京事典」への出演依頼があり、「東京」について15分程度の話をしてほしいと言われた。でもぼくは「東京」よりも、もうひとつの「15分」という時間に着目する。15分という時間があればどこまで歩けるだろうか。15分では妻の実家から歩いて駅まで到着することができない。15分話すにはどのくらい内容が必要だろうか。A4三枚分の言葉を書き連ね、それについてゆっくり読むとどうやら15分程度になる。そしてそれは唐突に速度の話になるだろう。まずは効率良い速さを離れ、遅々とした思考を言葉にする。

谷口榮(葛飾区郷土と天文の博物館学芸員) / キーワード:江戸東京の下町に埋もれた歴史
「江戸は一日にしてならず」
東京東部の東京下町と呼ばれる地域は、土地が低くて、河川が集中しているために「洪水の頻発地域」とされ、また「昔は海だった」といわれ、古い歴史はないというイメージが強い。従って、この地域が発展したのは徳川家康の江戸入部によってなされたと理解されている。それは本当なのだろうか、「交通」という視から近世都市江戸成立以前の歴史像を紹介し、家康がなぜ江戸を本拠にしたのかを考えてみたい。

鎌仲ひとみ(映画監督) / キーワード:内部被ばくと心の糸
2011年3月12日から東京電力福島原発が4基、連続的に爆発した。これは人類史上でも初めてであり、「大惨事」と呼ぶにふさわしい事故だ。原発がある場所は福島だが、東京電力の発電施設である。この爆発のトリガーは何だったのか?210キロ離れた東京にも放射性物質は降り注いだ。ところが東京人の殆どはそしらぬ顔で生きているように見える。そこには東京独特の心の操作がある。東京から送電線で福島原発とつながっていたように爆発のトリガーと繋がる心理はなかったのか?そんな心の糸について考える。